昨年もたくさんこの種類の本を読みましたが、その中でも新しい発見があったり、考え方が変わったりしたマイベストの4冊です。
・”AWE” は地元カリフォルニア大学バークレー校の教授であるダッカー・ケルトナー博士が、彼の長年の研究テーマであるAwe (畏怖の念)についてまとめたもの。ずっと待っていた本だったので、すぐに読みました。生活の中で、畏敬の念を経験することの大切さを科学的に説くと同時に、自然や芸術などに触れながら、畏敬の念を日常で経験する方法について書かれています。
・HIDDEN POTENTIAL は、日本でも翻訳された「ギブアンドテイク」を書いた、ペンシルバニア大学ウォートン経営大学院のアダム・グラント教授の最新作です。みんなが持っている隠れた可能性を見つけるにはどうしたら良いか、今までの考え方を覆すようなエビデンスや実例を挙げながら教えてくれます。
・BITTER SWEET も、日本語に翻訳された「内向型人間の時代」の作者で、ハーバード法科大学を出て弁護士になった後に執筆業に転身して、世界的なインフルエンサーとなったのスーザン・ケインの第二作め。悲しみや寂しさに優しく寄り添う豊かな生き方を提案しています。詩人で歌手のLeonard Cohenを取り上げ、彼の曲をバックにしみじみ人生を味わえるような気持ちになる素敵な一冊です。
・BUILD THE LIFE YOU WANT は、ハーバード経営大学院のアーサー・ブルックス教授と、私が大好きな人道主義者のメディア・クイーンであるオプラ・ウインフリーが共同で書いた、幸せの処方箋。これもすぐに読み、内容がとても興味深くて役立ちそうなので、私のブログの読書ノートで内容を毎回少しずつ紹介していこうと思っています。